Gatsbyのスターターとは?
2020年05月17日
概要
スターターは既に設定された機能をもつ Gatsby サイトのことです。
それを「雛形」としてダウンロードし、そこからカスタマイズして自分のサイトを作っていくことができます。
プラグインやテーマと違い元のスターターとの依存関係はないので、スターターが更新されても自分のサイトに影響はありません。
スターターでサイト構築を始めてみる
もちろん手動で GitHub のレポジトリからclone
し、npm install
で依存関係をインストールすることもできます。
gatsby-cli
を使うことでより簡単に始められます。
gatsby-cliのインストール
npm install -g gatsby-cli
gatsby new
コマンドで、対象のレポジトリからstarterをcloneし、依存関係をインストールし、gitの履歴を消去した状態で始められます。
gatsby
gatsby new [サイト名] [スターターのGitレポジトリのURL]
たとえば、gatsby-starter-blogというスターターをblog
という名前でつくる場合以下のコマンドを実行します。
gatsby-starter-blogでサイト構築
gatsby new blog https://github.com/gatsbyjs/gatsby-starter-blog
このgatsby-starter-blog
というスターターは、ブログの基本設定やRSS、GoogleAnalytics、コードのシンタックスハイライト、サイトのmetaタグ設定など、既にブログを始めるために必要な設定が行われています。
このまま記事を書き始めることも、設定を変えることも、UIを変えることも自由にできます。
他にもたくさんのスターターライブラリが こちら から探せます。
ぜひ目的にあったものを探してみてください!